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「白くまくん」の日立、家庭用エアコンの生産撤退…合弁会社を独ボッシュに売却

読売新聞 / 2024年7月23日 20時5分

日立製作所の看板

 日立製作所は23日、家庭用エアコンの生産から撤退すると発表した。米ジョンソン・コントロールズ・インターナショナル(JCI)との空調事業の合弁会社を、独ボッシュに売却する。日立の持ち分の売却額は14億ドル(約2180億円)となる。

 日立とJCIは、2015年に合弁会社を設立した。出資割合は日立が40%、JCIが60%となっている。25年6月までの売却完了を目指す。売却後、合弁会社はボッシュの完全子会社となる。日立とブランドライセンス契約を結び、日立ブランドで家庭用エアコンの販売を続ける。

 一方、業務用の空調事業は、データセンター向けで需要増が見込めるとして、日立の家電子会社が合弁会社の工場を取得する。

 日立は1952年に日本で初めて窓に取り付けるエアコンを発売した。59年にシロクマのシンボルマークを付け、75年以降は「白くまくん」のブランド名が浸透した。日立は、中核事業や成長分野への集中を進めており、相乗効果が薄い事業の売却を進めている。

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