中国、日本製ステンレス製品への高関税撤廃…2023年にWTOで日本側の勝訴確定
読売新聞 / 2024年7月23日 20時23分
経済産業省は23日、中国が日本製ステンレス製品に課していた反ダンピング(不当廉売)税を撤廃したと発表した。中国は2019年から最大29%の関税を上乗せしていたが、世界貿易機関(WTO)が協定違反だとして撤廃を勧告していた。
中国は、自動車や船舶、家電などに使われる日本製のステンレス製品3品目が不当な安価で輸出され、国内産業に損害を与えたとして高い関税をかけていた。これに対し、日本は21年にWTOに提訴。WTOの紛争処理小委員会(パネル)が23年に協定違反だとする判断を示し、日本側の勝訴が確定した。
日中両政府はWTOの判断に従い、今年5月までに関税撤廃で合意していた。日本政府は「中国に繰り返し撤廃を求めてきた。我が国の主張が認められた成果だ」とコメントした。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1「脱ママチャリ」電動自転車がここへ来て人気の訳 10万超でも高性能化、小型化で「1人1台」に?
東洋経済オンライン / 2024年7月23日 10時0分
-
2「地方に多いホームセンター」が都会進出を狙う訳 人口減少が進む中、大手を軸に再編が進行
東洋経済オンライン / 2024年7月23日 8時30分
-
3円安は、バイデン大統領と共に撤退か
トウシル / 2024年7月23日 10時31分
-
4日本製鉄、中国宝山鋼鉄との自動車鋼板合弁解消へ
ロイター / 2024年7月23日 17時19分
-
5小林製薬、会長と社長が辞任 紅こうじ問題の責任明確化
ロイター / 2024年7月23日 13時9分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)