米シークレットサービスの長官、前日から一転辞任…職員あてメールで「難しい決断下した」と説明
読売新聞 / 2024年7月24日 10時16分
【ワシントン=田島大志】米政府は23日、シークレットサービス(大統領警護隊)のキンバリー・チートル長官が辞任したと発表した。共和党のトランプ前大統領が13日に銃撃された事件を防げなかったことへの責任を取った。
AP通信によると、チートル氏は職員あての電子メールで、「警護上の過失を巡る全責任は私にある。最近の出来事にかんがみ、難しい決断を下した」と説明した。ロナルド・ロウ副長官が23日、長官代行に就いた。
チートル氏は22日の米下院公聴会で「(警護隊にとって)過去数十年で最も重大な失敗だった」と認めた。民主、共和両党議員から引責辞任するよう求める声が上がったが、辞任は否定していた。
バイデン大統領は23日の声明で「彼女は無私の精神で国を守るために命を懸けてきた」とチートル氏に敬意を示し、「あの日起きたことは二度と起きてはならない」と強調した。
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