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JR福知山線脱線事故、車両は一般向けに非公開の方針…JR西日本が遺族らに伝える

読売新聞 / 2024年7月24日 12時9分

撤去作業が進み1両目の屋根が見えだした事故現場(兵庫県尼崎市で、読売ヘリから、2005年4月27日撮影)

 兵庫県尼崎市で2005年、乗客106人が死亡したJR福知山線脱線事故の事故車両を保存する施設について、JR西日本が一般向けに非公開とする方針を遺族らに伝えていたことがわかった。遺族らの間で公開の賛否が分かれていたが、非公開の方針を伝えた。

 保存施設は、JR西が25年12月頃の完成に向けて大阪府吹田市の社員研修施設内に整備している。7両編成の事故車両のうち、大破して復元が困難な1~4両目については、座席やつり革などの部品を整理して棚に配置し、損傷の少ない5~7両目は連結した状態で保存することにしている。

 JR西は遺族らへの説明文書で、事故の被害者の相当数が公開を望んでいないとして「社外の方々には原則として非公開とする」と明記。一般公開については「将来に向け、慎重に検討する」とした。今年11月頃に予定している被害者向け説明会で正式に公表するとみられる。

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