議場で「ツムツム」、小学生に指摘された町議が辞職…「あるまじき行為を深くおわび」

議会後に取材に応じる佐藤氏（２４日、宮城県大河原町で）

　宮城県大河原町議会は２４日、議場でスマホゲームをしているのを見学していた小学生らに目撃された佐藤貴久町議（７３）に対する辞職勧告決議案を賛成多数で可決した。佐藤氏は議員辞職願を議長に提出し、同日付で許可された。議会閉会後、佐藤氏は「議員としてあるまじき行為をしてしまったことを深くおわび申し上げます」と陳謝した。

　この問題は、６月１０日に開かれた本会議の一般質問中に、佐藤氏が机の下でスマホゲーム「ディズニーツムツム」をプレー。社会科の授業で議場を見学していた町内の６年生が見つけ、感想文に「ツムツムをしている人がいた」などと書いたことで発覚した。