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スポーツクライミング、競技ルール変更で2種目に…「ボルダー・リード」と「スピード」

読売新聞 / 2024年8月7日 17時9分

【パリ五輪・スポーツクライミング・女子複合準決勝ボルダー】女子複合準決勝ボルダーで第1課題に挑む野中生萌(6日)=上甲鉄撮影

 スポーツクライミングは東京オリンピックで初めて五輪競技となった。当時は「ボルダー・リード・スピード」の複合(コンバインド)1種目で成績の合計を競っていたが、パリオリンピックでは、「ボルダー・リード」と「スピード」の2種目にわかれる。ちなみにボルダーは東京オリンピック当時、「ボルダリング」と呼ばれていた。(デジタル編集部)

 ボルダーは高さ約4メートルのクライミングウォールに設置された突起物(ホールド)をロープなしで登る。四つのルートが用意され、選手たちは持ち時間内にできるだけ少ない手数で登る。リードは高さ約15メートルの壁をロープを使いながら、制限時間内に登った高さを競う。ボルダーとリードの結果の合計で、上位8人が決勝に進み、再びボルダーとリードで競う。

 日本勢は「ボルダー・リード」に男女2選手ずつが出場する。

男子は、2023年のワールドカップでボルダーとリードの年間総合優勝を果たした安楽宙斗(そらと)(JSОL)がメダルの有力候補になっている。初代王者候補として東京オリンピックに出場した楢崎智亜(ともあ)(TEAM au)は4位でメダル獲得を逃しており、「次こそは金」と苦手のリードをレベルアップしてきた。

 女子は森秋彩(茨城県連盟)が2023年の世界選手権をリードで優勝しており期待がかかる。残り1枠を勝ち取った東京オリンピック銀メダリストの野中生萌(みほう)は「経験値は他選手より上」と自信を深めている。

 高さ15メートルの壁を登り切る速さを競うスピード種目には、日本勢の出場は予定されていない。

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