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東海大相模 逆転V 8回猛攻 横浜に雪辱

読売新聞 / 2024年7月25日 5時0分

優勝を決め、マウンドに集まって喜ぶ東海大相模ナイン=日下翔己撮影

 全国高校野球地方大会は24日、3大会で決勝が行われた。神奈川では東海大相模が横浜に逆転勝ちし、5年ぶり12度目の夏の甲子園出場を決め、有田工(佐賀)、西日本短大付(福岡)も切符をつかんだ。創部119年で今春の選抜に初出場した耐久(和歌山)は準々決勝で敗れ、春夏連続出場を逃した。

東海大相模6―4横浜

 ともに春夏5度の甲子園優勝を誇る名門校対決。東海大相模が終盤の猛攻で勝利を呼び込み、2022年の決勝でサヨナラ負けを喫した横浜にリベンジした。

 2点を追う八回、1番三浦の2点打で追いつく。2番日賀が内野安打で続き、一死満塁で3番中村が打席へ入った。「相手にとって厳しい状況。一番ストライクが取れる球を投げてくる」。3球目、狙い通り直球を捉えると、左中間への2点二塁打となって勝ち越し、頂点に立った。

 前日の準決勝でも八回に逆転していた。終盤に粘りを発揮できるのは、苦い経験があったからだ。昨秋の県大会では横浜と対戦した準決勝で延長タイブレイクの末に敗退。今春の関東大会では白鴎大足利(栃木)との準々決勝で七回に失点し、零封負けに終わった。

 「試合終了まで集中力を保たなければいけない。隙を作れば負ける」と原監督。選手も教訓を胸に刻み込んでいた。「ノックでも一球一球、より集中するようになった」と中村が言えば、九回に救援し、窮地を切り抜けた塚本も「練習試合のピンチでの投球を忘れないようにしてきた」と話す。

 全国屈指の激戦区を制したチームの目標は、昨夏の慶応に続いて神奈川に優勝旗を持ち帰ること。一瞬たりとも隙を見せるつもりはない。(岡花拓也)

東海大相模(神奈川) 5年ぶり12度目

 ◇1963年創部。70年と2015年の夏に全国制覇。OBに巨人の原辰徳前監督、菅野智之ら。私立。

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