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2か月ぶりの円高水準、1ドル=153円台半ば…政治家の発言も円買いを後押し

読売新聞 / 2024年7月24日 23時41分

日本銀行本店

 24日の外国為替市場の円相場は一時、1ドル=153円台半ばまで上昇した。日米の金利差の縮小が意識されて円買いの動きが広がり、約2か月ぶりの円高水準となった。東京外国為替市場で円高が進んだことを受けて株式相場は下落し、日経平均株価(225種)は6営業日続落した。

 外国為替市場では、円相場で11日に政府・日本銀行による円買い・ドル売りの為替介入とみられる急騰を見せて以来、円高・ドル安傾向が続いている。

 米連邦準備制度理事会(FRB)が9月にも利下げに踏み切るとの観測が広がり、一方の日銀は7月末の金融政策決定会合で追加利上げを実施するとの思惑が市場の一部で出ている。日本の政治家が金融政策に言及したことも、円買いを後押ししている。

 24日の円相場は午後5時、前日(午後5時)と比べて1円45銭円高・ドル安の154円58~60銭で大方の取引を終えた。

 24日の日経平均の終値は、前日終値比439円54銭安の3万9154円85銭だった。円高を受けて、輸出関連株を中心に幅広い銘柄が売られた。企業の決算発表がピークとなる前で、買い注文の材料が乏しかった。

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