1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

ランニング中に倒れた野球部員、翌日死亡…「適切な対応取らなかった」として遺族が元監督・大学など提訴

読売新聞 / 2024年7月25日 15時40分

岐阜地裁

 岐阜協立大学(岐阜県大垣市)で2022年、硬式野球部4年の男子部員(当時22歳)が練習中に倒れ、翌日に死亡したのは、当時の野球部の監督らが適切な対応を取らなかったためなどとして、男子部員の遺族が、元監督や大学側などを相手取り、計約1億2000万円の損害賠償を求めて岐阜地裁に提訴した。提訴は18日付。

 訴状によると、男子部員は22年5月14日午前10時15分頃、元監督の指示の下、約1時間にわたってランニングしている最中に倒れた。その後、元監督は救急車を要請せず野球部が使用する車で大垣市内の病院に搬送、部員は翌日に死亡した。

 遺族側は元監督が救急車を呼ぶとともに、冷却を開始するなどの応急処置を取らなかった過失と、男子部員の死亡との間には因果関係があると指摘。大学側には使用者責任があると訴えているほか、治療した病院も、適切な処置を取らなかったとして病院側にも損害賠償を求めている。

 同大学を設置する大垣総合学園は「訴状が届いていないのでコメントは差し控えたい」としている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください