1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

卓球エース早田ひな、日本勢初の決勝進出狙う…張本智和との混合ダブルスも「何かが起きたら一番勝てる」

読売新聞 / 2024年7月26日 21時4分

[直前診断]

 パリ五輪でメダル獲得が有望な競技を中心に期待度を最終チェックする。

卓球、全5種目でメダル狙う

 日本は今大会、全5種目でメダルを狙う。その中でも最初に決勝が行われ、「自分の五輪を勢いづけてくれる」とエースの早田ひな(日本生命)が位置づけるのが、張本智和(智和企画)と組む混合ダブルスだ。

 この種目で優勝の最有力候補は、世界ランキング1位の王楚欽、孫穎莎組(中国)。だが前回の東京五輪で水谷隼、伊藤美誠組が卓球で日本勢初の金メダルを獲得した種目でもあり、王国・中国に対して早田も「何かが起きたら一番勝てるのはミックスかな」と狙いを定める。

 女子シングルスで早田は昨年以降、王芸迪、東京大会で個人・団体2冠の陳夢といった中国のトップ選手から勝ち星を挙げており、日本勢初の決勝進出も十分に期待できる。平野美宇(木下グループ)も、念願だった初の個人戦出場を果たす。

 張本美和(同)も含め、女子団体の3人が出場した今年2月の世界選手権団体戦は銀メダルに終わったものの、決勝で中国から2勝。王国を追い詰めた勢いをパリでも見せたい。

 男子エースの張本智は、18歳で挑んだ東京五輪では重圧に苦しめられてシングルスで4回戦敗退に終わったが、今回はそのプレッシャーを「力に変えられるように頑張りたい」と、3年間の成長をぶつける。五輪デビューとなる戸上隼輔(井村屋グループ)も、東京五輪後の3度の全日本選手権で優勝2回、準優勝1回の実力者で、上位進出をうかがう。

 男子団体では、戸上と篠塚大登(愛知工大)が組むダブルスの連係がカギを握りそうだ。(杉野謙太郎)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください