五輪きょうの見どころ…サッカー女子が世界１位のスペインと初戦、アーチェリー古川高晴も登場

昨年のＷ杯スペイン戦でチーム２点目となるゴールを決めて喜ぶ植木理子

　パリ五輪は２５日、開会式（２６日）に先立つ競技が行われる。

　サッカー女子の１次リーグがスタート、２０１２年ロンドン大会の銀以来となるメダルを目指す日本（なでしこジャパン）は、昨年のワールドカップ（Ｗ杯）を制し、世界ランキングも１位に上りつめたスペインと対戦する。

　Ｗ杯１次リーグでは４－０で日本が完勝した。宮沢ひなた（マンチェスター・ユナイテッド）が２得点、植木理子（ウェストハム）と田中美南（ロイヤルズ）もゴールを奪った。主将の熊谷紗希（ローマ）を中心に、強敵の攻撃をしのぎ、勝機を探りたい。

　アーチェリーは男女の個人と団体の組み合わせなどを決めるランキングラウンドが行われる。６大会連続出場の古川高晴（近大職）は４個目のメダル獲得に挑戦する。

　ラグビー７人制男子の日本は、１次リーグ最終戦で南アフリカと対戦する。連敗スタートと苦しい日本。２０１６年リオデジャネイロ大会で３位決定戦で敗れた相手に対し、意地を見せたい。

　ハンドボール女子の１次リーグも始まるが、日本は出場権を逃した。