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アーチェリー日本代表、東京オリンピックはどうだった?…男子団体で初のメダル

読売新聞 / 2024年7月29日 18時16分

東京大会で銅メダルを手にするアーチェリー男子団体の(左から)武藤弘樹選手、河田悠希選手、古川高晴選手(2021年7月26日、夢の島公園アーチェリー場で)

 パリオリンピックで行われるアーチェリー。2021年東京オリンピックの日本勢は、男子個人で5度目の出場だった古川高晴(近畿大職員)が銅メダルに輝き、男子団体でも、接戦を制して初の銅メダルを獲得した。(選手名は当時、デジタル編集部)

男子

 まず、メダルを取ったのは、男子団体だった。古川に加え、武藤弘樹(トヨタ自動車)と河田悠希(エディオン)の3人で臨んだ日本。準決勝の韓国戦は緊張感の続く大接戦で、3人が1度ずつ射るサドンデス方式のシュートオフにもつれ込んだが、惜しくも敗れた。

 続くオランダとの3位決定戦でも、再びシュートオフに。1点ビハインドの中、最後に弓を持ったのは武藤だった。勝利に必要なのは最高点の10点で、しかも相手の矢より中心近くに決めなければならない極限の状況の中だったが、見事にど真ん中を射抜き、日本男子団体として初めてメダルを獲得した。

 個人戦の古川は、1回戦、2回戦、3回戦と着実に白星を重ねた。準々決勝では中国選手に6-0と完勝し、4強入り。しかし準決勝は東京大会金メダルに輝いたメテ・ガゾズ(トルコ)に敗れた。

 メダルをかけた3位決定戦では湯智鈞(台湾)と対戦。ハイレベルな戦いの中で「自分の理想とするうち方をする」と自らを律した。勝負どころの第4、第5セットでは、6射中4射で10点を決める集中力の高さを発揮。銅メダルを獲得した。古川のほか、日本勢は武藤と河田が出場。ともに1回戦敗退だった。

女子

 個人には、山内梓(近畿大職員)、中村美樹(ハードオフ)と、2012年ロンドン大会の女子団体で銅メダルを獲得した早川漣(デンソーソリューション)が出場した。山内は2回戦で敗退。早川と中村は3回戦まで進んだが、早川はこの種目を制した安山(韓国)に、中村は世界ランキング過去最高6位の呉佳欣(中国)にそれぞれ敗れ、16強止まりだった。

 団体ではランキングラウンドでシード権を獲得し、準々決勝から登場した。初戦のベラルーシ戦は善戦したが、敗退となった。

混合団体

 東京大会から実施された混合団体には、武藤弘樹・山内梓組が出場した。ランキングラウンドでの2人の合計得点は全体3位で、メダルの期待も高まっていた。しかし、フランスとの1回戦では第1セットを先取するも、その後は相手に優位に試合を進められ、敗れた。

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