ＮＹダウ終値５０４ドル安、２週間ぶり４万ドル割り込む…テスラ株も急落

ニューヨーク証券取引所

　【ニューヨーク＝小林泰裕】２４日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価（３０種）の終値は前日比５０４・２２ドル安の３万９８５３・８７ドルとなり、２営業日連続で値下がりした。７月中旬以来、２週間ぶりに４万ドル台を割り込んだ。

　ダウ平均の構成銘柄ではないが、２３日に２四半期連続の減益決算を発表した電気自動車大手テスラが１２％安と急落した。グーグル親会社のアルファベットも決算が期待ほどの内容ではなかったとして５％安だった。

　他の大手企業の業績についても不透明感が強まり、マイクロソフト、アップル、アマゾン・ドット・コムなどＩＴ銘柄を中心に値下がりした。

　ＩＴ企業の銘柄が多いナスダック総合指数の終値は６５４・９４ポイント安の１万７３４２・４１だった。半導体大手エヌビディアも７％安だった。