1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

日経平均、一時1100円超下落…1か月ぶりに3万8000円割り込む

読売新聞 / 2024年7月25日 12時20分

東京証券取引所

 25日の東京株式市場で日経平均株価(225種)が急落した。一時、前日終値比1100円超下落し、約1か月ぶりに3万8000円を割り込んだ。米株安と、急激な円高が株価を押し下げている。午前の終値は989円66銭安の3万8165円19銭だった。

 前日の米株式市場で主要株価指数がそろって下落した。米電気自動車(EV)大手テスラなどの決算内容が悲観され、ハイテク株が大幅に下落した。東京市場もこの流れを受け、東京エレクトロンなど半導体関連株を中心に大幅に値下がりしている。

 外国為替市場では、円相場が一時、1ドル=152円台と、約2か月半ぶりの円高・ドル安水準をつけた。このため、円高が海外での業績に響く機械や自動車株が売られている。

 日経平均は今月11日、史上最高値の4万2224円を記録した。その後は反動で値下がりが続き、12日以降は計3000円あまり下落した。上昇を先導していた電機や機械、保険、証券などの下落が目立つ。

 日米の金融政策決定会合や日本企業の決算発表のピークを控え、買い材料に乏しいことも株価の下押し要因となっている。

 市場では「米大統領選の先行きが不透明なこともあり、神経質な値動きが続きそうだ」(大手証券)との見方が出ている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください