日本から駆けつけたサポーター「日本の決勝戦を見たい」「メダル獲得まで突き進んで」…初陣圧勝に歓喜の声

三戸選手の先制ゴールに盛り上がるサポーターたち（２４日、ボルドーで）＝三浦邦彦撮影

　【ボルドー＝高木文一】パリ五輪で、２４日夜（日本時間２５日未明）に行われたサッカー男子の１次リーグで、パラグアイに５―０で圧勝した日本の初陣に、日本から駆けつけたサポーターらは「最高だ」と歓声を上げた。

　１９分、三戸舜介選手（２１）が右足で蹴り込んで先制すると、その後は日本が優位に攻める試合展開となった。

　日の丸を振って応援した東京都目黒区の女性（２７）は「どんどんシュートが決まって気持ちよかった。メダル獲得まで突き進んでほしい」と笑顔だった。

　６３分、三戸選手が再びゴールを決めると、サポーターから三戸コールがわき起こった。埼玉県飯能市の男性（６６）は「日本の決勝戦を見たいので、まだ帰りの航空券は買っていません」と興奮していた。

　ボルドー在住で、日本人の母を持つ男子中学生（１２）は「エキサイティングな試合。日本とフランスが決勝で対戦してほしい」と話していた。