照ノ富士が１１勝目、カド番の貴景勝は７敗…大栄翔は御嶽海に押し出され５敗

大栄翔（手前）を攻める御嶽海（２５日、愛知県体育館で）＝青木瞭撮影

　大相撲名古屋場所１２日目（２５日・愛知県体育館）――前日に初黒星を喫した横綱照ノ富士は関脇阿炎を捕まえて寄り切り、連敗せず１１勝。阿炎は６敗。

　大関カド番の貴景勝は関脇大の里に上手投げで逆転を許し７敗。大の里は７勝。

　３敗同士の大関対決で、豊昇龍が琴桜を首投げで裏返し９勝目。琴桜は４敗に後退した。

　１場所での大関復帰を目指す関脇霧島は、頭を付ける相撲で熱海富士を寄り切り７勝目。

　新小結平戸海は豪ノ山を押し出して勝ち越した。

　小結大栄翔は御嶽海に押し出されて５敗。

　１２日目を終え、１敗に照ノ富士、３敗に豊昇龍、平幕隆の勝、美ノ海。１３日目に３敗勢がすべて敗れ、横綱が勝つと、照ノ富士の１０度目の優勝が決まる。