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「自動物流道路」27年度までに社会実験…新東名高速の新秦野―新御殿場などで

読売新聞 / 2024年7月25日 20時33分

記者団の質問に答える岸田首相(25日午後、首相官邸で)=大金史典撮影

 政府は25日に開いた物流に関する閣僚会議で、高速道路の中央分離帯などを使って荷物を運ぶ「自動物流道路」の社会実験を2027年度までに行うことを決めた。物流業界では残業規制強化で人手が不足する「2024年問題」が深刻化しており、効率的な輸送網の実現につなげる。

 自動物流道路は、中央分離帯などに設けるレーンで、自動で動くカートに小口の荷物を載せて走らせることを想定している。建設中の新東名高速・新秦野(神奈川県)―新御殿場(静岡県)などで実験を行い、速度や安全性を確かめる。

 このほか、トラックの荷台をつなげる「ダブル連結トラック」の路線を拡充する。首都高速や阪神高速など約1200キロ・メートルを対象路線に追加し、関西空港から東京まで走行できるようにする。宅配の荷物を玄関先などに置く「置き配」を選んだ利用者に、1回5円分のポイントを還元する事業を10月に始める。

 岸田首相は閣僚会議で「今後の人口減少社会を見据えると、物流の常識を根本から革新していく取り組みが不可欠だ」と述べた。

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