大坂なおみ「表彰台に上りたい」ローランギャロスで調整…赤土の感触確かめリラックス

練習後、笑顔で取材に答える大坂なおみ（７月２５日午前１１時２１分、パリのローランギャロスで）＝深井千弘撮影

　テニス女子シングルスで元世界ランキング１位の大坂なおみ（フリー）が２５日、五輪会場のローランギャロスで練習した。大坂は「目標はもちろん全ての試合でいいプレーをすること。表彰台に上りたい」と語った。

　四大大会の全仏オープンの会場でもあるコートで、滑りやすい赤土の感触を確認しながら約２時間、リラックスした様子で調整した。

　出産を経て今季復帰した大坂は今月のウィンブルドン選手権で初戦を突破したが、２回戦で敗退。その後、米国に戻っていたが、「体調を崩して練習が出来なかった」と言い、パリ入りしてから急ピッチで仕上げている。「何かを成し遂げたいと思うといいプレーが出来る。チャンスは十分にあると思う」と意気込んだ。