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男子サーブル、立教新座・河原資起が初優勝…「どんな形でもフェンシング続ける」

読売新聞 / 2024年7月26日 9時7分

優勝を決め、マスクを外す河原選手

 全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は25日、フェンシングとソフトボール女子が行われた。

 埼玉県勢は、フェンシング男子サーブルで、立教新座の河原資起選手が優勝した。

 決勝で、なかなか緊張が解けなかった。対戦相手は、大会や練習を通じて何度も対戦し、手の内を知り尽くしている。それもあってか攻めあぐね、リードを許す時間帯もあった。

 最後は「がむしゃらにやるしかない」と戦い、15―13の接戦を制した。初優勝にも「体の動きは悪くなかったが、満足できる内容ではなかった」と述べた。

 北京五輪フルーレ個人、ロンドン五輪フルーレ団体でいずれも銀メダルの太田雄貴さんを見て、小学1年の時にフェンシングを始めた。技術面だけでなく、精神面も鍛えて臨んだ最後のインターハイ。「昨年は2年生という甘えがあった。気持ちの部分を切り替えたことが大きい」と大会を振り返り、ほっとした表情を見せた。今後については、「どんな形であれ、フェンシングは続けようとは思っている」と力を込めた。

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