出場辞退の宮田笙子「再チャレンジサポートしたい」三屋裕子ＪＯＣ副会長

ＪＯＣの三屋裕子副会長（2021年のＴＥＡＭ　ＪＡＰＡＮブランド発表会で）

　日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）の三屋裕子副会長は２５日、パリのジャパンハウスで報道陣の取材に応じ、体操女子の宮田笙子（順大）が喫煙などで五輪出場を辞退したことについて、「１９歳と若いので、いくらでも再チャレンジできる。彼女の方から『もう一回チャレンジする』という発信があれば、サポートしたい」と語った。

　日本体操協会の判断については、「協会、大学、本人の決断だと思うので、受け入れるしかない」と語った。

　他の体操女子の選手については、「勝ち負けより、のびのびと、やってきたことを発揮できるようにサポートしたい」との意向を示した。