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陸上やり投げの北口榛花、卓越した調整力で日本初のメダル狙う…競歩・池田向希は今季世界1位

読売新聞 / 2024年7月26日 21時40分

[直前診断]

 パリ五輪でメダル獲得が有望な競技を中心に期待度を最終チェックする。

「ある程度スイッチの入れ方は分かった」

 女子やり投げで昨年の世界選手権を制した北口榛花(JAL)が、女子投てき種目で日本勢初のメダル獲得を目指す。今月12日のダイヤモンドリーグ(DL)モナコ大会で今季自己最高の65メートル21を投げたが、これは今季世界5位にとどまっている。上位3人は66メートル台をマークしており、昨季に67メートル38の日本記録を樹立した北口といえども楽観はできない。

 今季はなかなか調子が上がらなかったものの、「ある程度スイッチの入れ方は分かった」と語るように、試行錯誤しながら徐々に調子を取り戻してきた。卓越した調整力でピークを五輪に合わせ、持ち前の勝負強さを発揮できるか。

 今季の記録で世界1位にいるのが男子20キロ競歩の池田向希(旭化成)。代表選考会だった2月の日本選手権で、世界歴代3位の1時間16分51秒をマークした。これは冬のレースだったが、夏の暑さ対策にも成功すれば、2021年東京大会の銀に続くメダル獲得の可能性は十分にある。

エースのサニブラウン・ハキーム、リレーの起用法に注目

 坂井隆一郎(大阪ガス)、柳田大輝(東洋大)、桐生祥秀(日本生命)、上山紘輝(住友電工)で臨んだ男子400メートルリレーの日本は今月20日にロンドンで38秒07というまずまずのタイムを出した。エースのサニブラウン・ハキーム(東レ)は個人種目の100メートルはもちろん、リレーでの起用法にも注目が集まる。前回の東京大会では決勝でバトンパス失敗のため途中棄権に終わっており、その雪辱を果たしたい。(田上幸広)

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