なでしこジャパン、終盤に痛恨の失点…スペインに狭いスペースをこじ開けられる

後半、勝ち越しのゴールを決めて喜ぶスペインのマリオナ・カルデンテイ（右手前））（２５日、ナントで）＝武藤要撮影

　パリオリンピックのサッカー女子は２５日（日本時間２６日午前０時）から競技がスタート。１次リーグＣ組の日本代表（なでしこジャパン、世界ランキング７位）はナントでスペイン（同１位）と初戦を戦った。

　前半途中からブロックを敷いてスペインの攻勢に対応していた日本だが、７４分に１－２と逆転を許す痛恨の失点。ボンマティにボールを預けたカルデンテイにゴール前に切り込まれ、右足シュートを許した。狭いスペースをこじ開けられ、スペインのテクニックが光ったが、日本にとっては一瞬のスキをつかれた形だ。

　ボンマティには同点ゴールを許していた。勝ち越された場面でも国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）の最優秀選手賞を受賞した名手がポイントになった。