パリ五輪のサッカー日本女子、逆転負けでＣ組３位発進…１位スペイン・２位ブラジル

スペインに惜敗したなでしこジャパンの選手たち（２５日、ナントで）＝守谷遼平撮影

　パリオリンピックのサッカー女子は２５日（日本時間２６日午前０時）から競技が始まり、１次リーグＣ組の日本代表（なでしこジャパン、世界ランキング７位）はナントでスペイン（世界ランキング１位）と対戦し、１―２で逆転負けを喫した。同じＣ組のブラジル（同９位）―ナイジェリア（同３６位）戦は日本時間午前２時から行われ、ブラジルが１－０で勝利。この結果、スペインとブラジルが勝ち点３と得失点差で並んだが、総得点でスペインが首位に立った。日本は３位、ナイジェリアが４位。

　日本は日本時間２９日午前０時にブラジルと第２戦、８月１日午前０時にナイジェリアと第３戦を戦う。

　日本は１３分、２０歳の藤野あおばがフリーキックを決めて先制。しかしその９分後、スルーパスから抜け出したスペインのＭＦアイタナ・ボンマティのゴールで追いつかれ、１―１で折り返した。

　後半は終始スペインのペースで進み、７４分にマリオナ・カルデンテイの技ありシュートで逆転を許すと、反撃できなかった。

　熊谷紗希主将の話「もう悔やんでいる暇はないので次に向けて何としても勝ち点を取りに行く、そして、予選突破に向けて自分たちの出来ることをすべてやるだけかなと思う」