東京都区部の7月の消費者物価、2・2%上昇…35か月連続で前年上回る
読売新聞 / 2024年7月26日 14時0分
総務省が26日発表した7月の東京都区部の消費者物価指数(2020年=100、中旬速報値)は、値動きの大きい生鮮食品を除く総合が107・4となり、前年同月比で2・2%上昇した。前年を上回ったのは35か月連続。政府の電気・ガス代負担軽減策がいったん終了し、全体を押し上げた。
6月(2・1%)と比べると0・1ポイント上昇し、3か月連続で伸び率が拡大した。負担軽減策の終了で、電気代(19・7%)や都市ガス代(11・9%)を含むエネルギー関連は14・5%と、6月(7・5%)から伸びが拡大した。政府は酷暑対策として、8~10月使用分に限り軽減策を再開する予定だ。
一方、生鮮食品を除く食料の上昇率は2・6%で、前月(3・0%)から鈍化した。ただ、ルームエアコンは猛暑による需要増で23・0%となり、伸びが目立った。サービス価格では、宿泊料が訪日旅行客などの需要の高まりで10・3%となった。
家計の実感に近い生鮮食品を含む総合指数の上昇率は2・2%(前月2・3%)で、伸び幅が縮小した。モモなど生鮮食品は2・7%上昇した。
東京都区部の中旬速報値は全国指数の先行指標となる。
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