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瀬戸大也への思いを語る萩野公介さん「本来、大舞台に強いので期待」「水泳の原点に立ち返ったのだろう」

読売新聞 / 2024年7月26日 10時54分

 パリ五輪で、競泳の瀬戸大也選手(30)が28日、男子400メートル個人メドレーに出場する。得意としながら、東京五輪で予選落ちした種目で、実力を示せるか注目が集まる。子どもの頃から競い合ってきたリオデジャネイロ五輪の金メダリスト、萩野公介さん(29)が読売新聞のインタビューに応じ、「決勝で笑う姿が見たい」とエールを送った。

 ――この種目では、リオ大会で萩野さんが金、瀬戸選手が銅メダルを獲得した。長年の2人の関係は。

 「ライバルというより友達のようなもの。中学生の時には、高いレベルに設定された記録を同じタイミングで切った。そういう選手は少なく、よく話し合った」

 ――自身が引退して感じる瀬戸選手の魅力は。

 「本当に水泳が好きなんだなと。タフな種目でこの年齢まで現役を続けているのは、やっぱり好きじゃないとできない」

 ――昨秋から豪州に拠点を移して練習しているが、感じた変化は。

 「国内で鍛えた持久力をベースに、持ち味のテンポよく(水を)かいて、スピードを出す泳ぎが、東京五輪から進化している」

 ――2020年1月に出した自己ベスト(4分6秒09)を更新したいとしきりに話している。

 「過去の自分を超えるという水泳の原点に立ち返ったのだろう。更新の可能性があるとすれば、五輪の力だ。東京大会と違ってパリの会場には観客がいる。瀬戸選手は本来、大舞台に強いので期待してしまう」

 ――瀬戸選手にメッセージを。

 「競泳人生は終盤に入ってきている。東京五輪のような悔いが残るレースだけはしてほしくない。120%の力を発揮し、笑顔を見せてほしい。頼むぞ!」

(聞き手・高木文一)

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