なでしこ池田太監督、狙い持ったボールの動かし方など「やれていた部分はゼロではなかった」…Ｗ杯覇者スペインに惜敗

スペインとの初戦に敗れた、なでしこジャパンの池田太監督（中央）（２５日、ナントで）＝松本拓也撮影

　【パリ＝読売取材団】パリ五輪は２６日午後７時半（日本時間２７日午前２時半）から、市中心部を流れるセーヌ川と周辺で開会式が行われる。夏季五輪で開会式が競技場以外で実施されるのは初めて。大会は３２競技３２９種目で熱戦が繰り広げられる。

　開会式に先立ち、２５日に行われたサッカー女子の１次リーグ初戦で、世界ランキング７位の日本（なでしこジャパン）は、同１位で昨年のワールドカップ覇者のスペインに１―２で惜敗した。日本は１３分、藤野あおば（日テレ・東京Ｖ）がフリーキックを直接決めて先制したが、２２分に同点とされ、後半に勝ち越された。

　ラグビー７人制男子の日本は１１位決定戦へ回った。

日本・池田監督「狙いを持ったボールの動かし方、前線の運びなども、やれていた部分はゼロではなかった。最後まで選手たちは我慢強く戦ってくれた」