松川正則・宜野湾市長が都内のホテルで死亡、７０歳…２５日は首相官邸で林官房長官と面談

記者団の質問に答える松川宜野湾市長（２０２３年１０月５日撮影）

　沖縄県宜野湾市の松川正則市長（７０）が２６日午前、東京都港区赤坂のビジネスホテルの一室で倒れているのが見つかり、現場で死亡が確認された。警視庁は病死とみて調べている。

　同市によると、松川氏は市内の住宅密集地にあり、「世界一危険」と言われる米軍普天間飛行場が返還された後の跡地利用に関する要請活動で上京中だった。日程は２４～２６日で、２５日は首相官邸で林官房長官と面談していた。

　松川氏は同市出身。２０１８年９月の市長選で、同飛行場の名護市辺野古への移設を進める政府・与党の支援を受けて初当選。２２年９月には移設容認の立場で再選されて、現在２期目だった。