1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

「陸上の格闘技」でU20アジア選手権制した小柄な王者、連覇挑むインハイは「自分自身との戦い」

読売新聞 / 2024年7月26日 15時53分

インターハイ・滋賀県予選、男子800メートル決勝で2位以下を突き放し大会新をマークした落合晃選手

陸上800メートル 落合晃選手(滋賀・滋賀学園3年)

 2年生で出場した昨年のインターハイ。U20アジア選手権の覇者などライバルがひしめく中、前半から飛ばしてペースをつかみ、1分47秒92の大会記録で優勝を果たした。

 その後の練習にも余念はなく、昨冬には連日計25キロ以上の走り込みを重ねた。4月、ドバイで開かれたU20アジア選手権で優勝。5月の静岡国際は1分46秒54の高校新記録で制した。「強い選手ばかりだった昨年のインターハイを勝ちきれたことで自信がついた」と好調の要因を明かす。

 800メートルは、激しいポジション取りで接触も多く、「陸上の格闘技」と称される。身長1メートル65、体重58キロと小柄だが、体幹トレーニングを生かした力強い走りが持ち味で、「接触があっても自分の走りをするだけ」と意に介さない。

 今大会について、「昨年は先輩たちにチャレンジさせてもらった。今年は、自分自身に挑んでいきたい」と意気込む。大会記録、そして高校記録の更新の先に、世界の舞台での活躍を見据えている。

プロフィル

おちあい・こう 滋賀県出身。幼少期はトライアスロンに取り組み、中学校から陸上競技を始めた。2022年、1年の時に全国高校駅伝にも出場。箱根駅伝出場が目標の一つ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください