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逆転負けのなでしこジャパン、世界ランク1位のスペインに守備で連動できず…安藤梢の目

読売新聞 / 2024年7月26日 18時22分

 25日のパリオリンピックサッカー女子の1次リーグ初戦で、世界ランキング7位の日本(なでしこジャパン)は、同1位で昨年のワールドカップ覇者のスペインに1―2で惜敗した。日本は13分、藤野あおば(日テレ・東京V)がフリーキックを直接決めて先制したが、22分に同点とされ、後半に勝ち越された。

        ◇

 スペインは元々技術が高かったが、うまさだけでなく、速さ、強さがあり、選手同士の連係も以前に比べて良くなっていた。(昨年の)ワールドカップ(W杯)を制して、一人一人がすごく自信を持ってプレーしている印象を受けた。

 日本はチームとしてどうやってボールを取るか、はっきりしていないように見えた。スペインの選手がいい立ち位置を取っていたので難しかったと思うが、1人目が(相手のパスコースなどを)限定して、2、3人目で奪うといった連動した守備がうまくできていなかった。いい形でボールを奪えれば、日本らしい攻撃が繰り出せるはずだ。

 次戦で戦うブラジルは、組織力でスペインより劣る。試合中にどこに穴があるか見極め、そこを突いていきたい。ドリブルやシュートといった個人技は南米のチームならではの独特のリズムがあるので、球際で負けないことも大事になる。

 初戦で負けはしたが、相手は世界ランキング1位。課題ははっきりしたので、分析し、気持ちを切り替えて次に向かえばいい。修正力はなでしこの強み。大会を通じて成長していけると思う。(元日本女子代表FW)

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