パリ五輪２７日の見どころ…日本通算５００個目のメダルなるか、堀米雄斗は連覇に挑む

スケートボード男子ストリートの（左から）小野寺吟雲（ぎんう）、堀米雄斗、白井空良（そら）（６月２３日撮影）

　パリオリンピックは２７日、競技が本格的に始まる。

　柔道は女子４８キロ級の角田夏実（ＳＢＣ湘南美容クリニック）、男子６０キロ級の永山竜樹（ＳＢＣ湘南美容クリニック）にメダルの期待がかかる。どちらかが今大会の日本勢メダル第１号となる可能性が高く、日本の夏の五輪通算５００個目の節目となる。

　スケートボード男子ストリートでは、連覇を狙う堀米雄斗（三井住友ＤＳアセットマネジメント）、１４歳の小野寺吟雲、白井空良（ムラサキスポーツ）が出場。いずれもメダルを狙える力があり、複数メダル獲得の可能性も十分だ。

　金メダルを目指すバレーボール男子、４８年ぶりに自力出場となったバスケットボール男子はいずれもドイツと初戦。１次リーグ初戦で大勝したサッカー男子は、マリとの２戦目に臨む。

　競泳女子１００メートルバタフライ予選には白血病を克服した池江璃花子（横浜ゴム）と初出場の平井瑞希（アリーナつきみ野ＳＣ）が登場。池江は、個人種目は２大会ぶりの出場となる。

　テニスは全仏オープンの会場、ローランギャロスで行われる。初日から、錦織圭（ユニクロ）と大坂なおみ（フリー）が男女シングルス１回戦に臨む。卓球混合ダブルスの張本智和（智和企画）、早田ひな（日本生命）組、バドミントン女子シングルスの山口茜（再春館製薬所）も大会初戦を迎える。