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6月まで模索した上位打線が機能、村田コーチも「下位にチャンス巡っている」…巨人打線が底力でしぶとく勝利

読売新聞 / 2024年7月27日 6時0分

8回2死満塁、勝ち越しの2点適時2塁打を放つ岸田

 巨人5-2DeNA(セ・リーグ=26日)――巨人が3連勝。六回に大城卓の適時打で追いつき、八回には岸田の2点二塁打と泉口の適時打で勝ち越した。DeNAはジャクソンが粘りきれず、3連敗となった。

     ◇

 「何とか、みんなが粘ってくれて、こういう試合に持ち込めた」。巨人の阿部監督が、実感を込めて振り返った。先発の赤星が失点しても2度追いつき、終盤に打線が底力を見せた。しぶとくつかんだ勝利だった。

 同点の八回。DeNAの先発ジャクソンの球威は100球に迫っても落ちず、巨人打線は、カットボール、チェンジアップと変化球も多彩な右腕に苦しめられていた。突破口を開いたのは2番の吉川。ファウルで粘ってから右越えの二塁打を放つと、ヘルナンデスも四球を選んで、ジャクソンを降板させた。

 2番手の中川虎にフォークボールで攻められ、岡本和、大城卓が相次いで三振に倒れたが、坂本はフォークを見極めて四球。そして続く岸田が初球をフルスイングすると、左翼線への2点二塁打に。「フォークが続けて外れて四球となったので、直球が来ると思った」。捕手らしい読みがさえた。

 6月下旬まで模索していた上位打線が機能している。同点にした六回も、先頭の吉川の中前打から好機を作り、5番の大城卓がきっちりと走者をかえした。村田総合コーチは「固定した1~5番でうまく流れを作り、下位にもいいチャンスが巡っている」と、手応えを感じている。

 シーズンを首位で折り返したが、阿部監督が「また開幕だと思って、ゼロからスタートする」と宣言して迎えた後半戦。打のキーマンたちが仕事を果たし、白星発進した。(平山一有)

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