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熱中症で入院・通院、損保ジャパンの傷害保険で原則カバー…来年1月更新分から

読売新聞 / 2024年7月27日 5時0分

損保ジャパン

 損害保険ジャパンは来年1月から、原則としてすべての傷害保険商品で熱中症による入院・通院費用が補償されるようにする。近年の猛暑で熱中症患者が増えており、需要が伸びていることに対応する。大手損保では初の取り組みという。

 これまで熱中症で補償を受けるためには、傷害保険本体に加え、月額数十円の「熱中症特約」をつける必要があった。セットで申し込めば入院や万一の死亡などに加え、軽症で点滴治療を受けた場合でも保険金が支払われる。

 ただ、契約者に特約の存在が十分に認識されておらず、本体のみで契約した人が治療後に保険金を請求するケースが多いという。傷害保険はスポーツ中のケガなどに対する治療費はカバーされるが、熱中症は対象外で補償されない例が目立っていた。

 損保ジャパンは来年1月の更新分から、本体に熱中症特約があらかじめついた傷害保険に順次切り替える。既存の契約者は追加負担はなく、新規契約の場合は保険料が月額数十円程度上がる見込みだ。

 総務省消防庁によると、熱中症による救急搬送は昨年5~9月で約9万1000件に上り、2008年の調査開始以来2番目に多かった。酷暑が続く中で損保各社では熱中症特約の契約件数が増えており、補償内容を拡充する動きも出ている。

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