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きょうのフェンシングは男子エペと女子フルーレ、太田雄貴氏以来の個人戦メダルは出るか

読売新聞 / 2024年7月28日 15時13分

全日本選手権個人戦の男子エペで優勝した加納虹輝(2022年11月、東京都渋谷区で)=川口正峰撮影

 パリオリンピックのフェンシングは28日、個人戦が行われ、日本時間午後4時30分から女子フルーレが、午後5時から男子エペが行われる。この競技で日本に初のメダルをもたらしたのが2008年北京大会男子フルーレ個人での太田雄貴氏の「銀」。それ以来の個人戦メダルが出るか注目される。

 マスクをした選手が片手にもった剣で攻撃しポイントを競うこの競技で、フルーレもエペも相手を「突く」点は同じだが、前者が胴体を攻撃対象とするのに対し、後者は全身と幅広い。

 今回の個人戦では、女子フルーレ代表に (あずま) 晟良 (せら)(24)(共同カイテック)、上野優佳(22)(エア・ウォーター)、宮脇 花綸 (かりん)(27)(三菱電機)が名を連ねた。2大会連続出場となるのが東と上野で、世界ランキングは東が3人の中では最上位の12位。16位の上野は前回東京大会6位入賞の実績があり、さらなる飛躍を目指す。

 東京大会では、この競技初のオリンピック金メダルが男子エペ団体で生まれた。快挙から3年、その時のメンバーだった3人が今度は個人戦でのメダルを狙う。

 3大会連続出場のベテランで、22年の世界選手権で個人戦「銀」の見延和靖(37)(ネクサス)は世界ランキング14位。前回東京オリンピックで6位入賞を果たした山田 (まさる)(30)(山一商事)は同13位。そして、団体金に大きく貢献した加納 虹輝 (こうき)(26)(JAL)は今年5月にコロンビアのカリで行われたグランプリ(GP)で初優勝を果たすなど順調に成長、世界ランク3位でパリオリンピックに臨む。

 両種目の日本勢は個人戦の後に団体戦も控える。16年ぶりの個人戦メダルが出れば、オリンピックの日本フェンシング勢では初となる1大会複数メダルにも弾みがつく。

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