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TGV設備破壊で選手の開会式到着遅れ続出、ドイツ選手2人は「遅くなりすぎた」と欠席

読売新聞 / 2024年7月27日 11時7分

高速鉄道TGVの破壊行為の影響により、混雑するパリ北駅(26日午前、パリで)=池谷美帆撮影

 【ジュネーブ=森井雄一】フランスの高速鉄道TGVへの破壊行為を受け、広範囲の鉄道が運休・遅延した影響で、パリ五輪の選手が開会式を欠席したり、到着が遅れたりするトラブルが相次いだ。パリ発着の高速鉄道が 迂回 うかいを迫られ、英仏独やベルギー、オランダの主要都市を結ぶ高速鉄道ユーロスターに影響が及んだためだ。

 独有力誌シュピーゲル(電子版)などによると、ユーロスターで26日昼にパリ到着を予定していた馬術のドイツ代表選手2人が開会式への参加を断念した。フィリップ・ワイスハウプト選手は「残念だが、遅くなりすぎた。間に合う見込みがなかった」と語った。ドイツを出発していたが、大幅な遅れが出たためベルギーの途中駅で下車し、引き返したという。

 AFP通信によると、アムステルダム発のユーロスターでパリに向かったオランダの選手団は、1時間以上遅れてパリに到着した。選手は「開会式に間に合ってホッとした」と胸をなで下ろした。英紙ガーディアンによると、英国選手2人も遅延に巻き込まれた。

 仏国鉄の広報担当者は米CBSに対し、「選手らを乗せた列車4本が遅延の影響を受けたが、全員をパリに送るための措置を講じた。問題は解決した」と述べた。

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