選手代表の樽見さん・柴田さんが宣誓「夢の舞台で最後まで正々堂々と全力で競技」…インターハイ総合開会式

全国高校総体の総合開会式で、入場行進する選手たち（２７日午前１０時１５分、福岡県久留米市の久留米アリーナで）＝木佐貫冬星撮影

　福岡、佐賀、長崎、大分の北部九州４県を主な舞台とする全国高校総体（インターハイ＝読売新聞社共催）の総合開会式が２７日、福岡県久留米市の久留米アリーナで開かれ、選手たちが健闘を誓った。

　式では、４７都道府県の陸上競技の選手ら約４４０人が行進。秋篠宮さまは、能登半島地震について「大きな被害に心を痛めております。皆様の活躍が、被災地にとって明るい話題になることを願っています」と触れ、「暑さ対策などに心を配りつつ、日頃の成果を大いに発揮されることを期待しております」と選手を激励された。

　選手を代表し、東福岡高校の樽見大輝さん（３年）と福岡大若葉高校の柴田藍名さん（３年）が「この夢の舞台で、最後まで正々堂々と全力で競技することを誓います」と宣誓した。

　大会は８月２０日まで。期間中、陸上や水泳、バスケットボールなど３０競技で約２万７０００人の選手たちが熱戦を繰り広げる。