バッハＩＯＣ会長「多様性の中で連帯するただ一つの人類として、五輪の精神を祝いましょう」

パリ五輪の開会式であいさつするＩＯＣのバッハ会長（２６日、パリで）＝池谷美帆撮影

トーマス・バッハＩＯＣ会長「聖火は、パリとフランス全土を一層明るく輝かせるでしょう。私たち全員が、よりインクルーシブ（包摂的）、都会的で、若々しく、持続可能な五輪、競技で完全に男女同数の初めての五輪を経験するでしょう。多様性の中で連帯するただ一つの人類として、平和に生きる五輪の精神を祝いましょう。すべてのアスリートとともに、スポーツの喜びを祝いましょう」

トニー・エスタンゲ大会組織委員会会長「最後の夏季五輪から１００年後にあなた方を迎えるのは大変な栄誉です。たとえ五輪がすべてを解決する力を持っていないとしても、世界から差別や紛争がなくならないとしても、今夜、あなたたちアスリートは私たちに、人間が団結すればどれほど美しいかを思い出させてくれました。８月１１日まで、私たちはすべての瞬間をあなたたちと共に生きます」