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「野菜嫌い」スケートボード・赤間凛音はこんな人…けがきっかけに成長、強豪ひしめく中で安定感

読売新聞 / 2024年7月28日 18時9分

 パリオリンピックのスケートボード・ストリート女子に出場する、赤間 凛音 (りず)(15)。空中に浮かせて板を表裏に回転させる「回し系」と呼ばれるトリックが主流になる中、一線を画す滑りで台頭した「逸材」だ。

 15歳の現役高校生。スケートボードを始めたのは小学2年生で、父の竜児さん(48)がサーフィンをしていたことから、同じ「横乗り」のスケートボードを始めた。その名が知れ渡ったのは2021年。日本選手権で、西矢 (もみじ)(サンリオ)らを破って初優勝し、その名を知らしめた。パリ五輪を目標に見定めてから習得した、体とボードを180度回転させてレールに跳び上がり、後方の車輪で滑り着地する「バーレーグラインド」が最も強力な武器。

 以降も確かな実力を持ちながら、東京オリンピック「金」の西矢や世界選手権女王の織田夢海(サンリオ)らの陰に隠れていた。しかし、日本人選手が出場できる「3枠」を争う五輪予選シリーズ(OQS)では抜群の安定感を見せて、五輪代表の座を射止めた。

 転機はけがだった。2022年9月にひざのじん帯を断裂、2023年8月には鎖骨と骨盤を骨折した。だが、その後は懸命なリハビリとトレーニングで復活し、実力者揃いの女子ストリートで上位に食い込んだ。野菜嫌いだったが、けがの予防を兼ねて食生活を見直した。国際表記は「Rizu」ではなく「Liz」。

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