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ガザの遺跡「テル・ウム・アメル」が世界遺産登録へ…戦闘で「危機遺産」にも指定

読売新聞 / 2024年7月27日 19時3分

世界遺産への登録が決まったパレスチナ自治区ガザの遺跡「テル・ウム・アメル」=在インドパレスチナ大使館提供

 【ニューデリー=浅野友美】インドで開かれている国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会は26日、パレスチナ自治区ガザの遺跡「テル・ウム・アメル」を世界遺産に登録することを決めた。イスラエルとイスラム主義組織ハマスとの戦闘で重大な危機にさらされているとして、「危機遺産」にも指定された。

 ローマ帝国時代を起源とする同遺跡はアジアとアフリカを結ぶ交易路の要衝だった。一角にあるキリスト教の「聖ヒラリオン修道院」の浴場では、巡礼者や商人らが交流していたとされる。

 パレスチナの駐ユネスコ代表部によると、ガザの戦闘による遺跡への直接被害はないが、周辺が爆撃を受け、保存活動は中断している。ムニル・アナスタス大使は本紙などの取材に「登録決定によって戦闘を終結すべきだというメッセージを国際社会に伝えたい」と語った。

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