1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

山形・秋田の記録的な大雨、行方不明4人に…二次被害の恐れから捜索中断も

読売新聞 / 2024年7月27日 21時55分

捜索活動が行われている警察官が行方不明となった現場周辺(27日、山形県新庄市で)=大金史典撮影

 記録的な大雨に見舞われた山形、秋田両県では27日も行方不明者の捜索活動が続いた。山形県酒田市では、新たに1人の行方が分からなくなり、両県合わせた行方不明者は4人となった。

 同県では、新庄市で流されたパトカーに乗っていた警察官2人のうち1人が死亡、1人が行方不明となったままだ。県警は27日、死亡したのは、新庄署地域課巡査長の玉谷凌太さん(26)と判明したと発表した。死因は溺死。

 酒田市では、市内の女性(86)が行方不明になっていることが判明。大雨で避難しようとしていたとみられる。

 秋田県湯沢市では、土砂崩れで行方不明になった60歳代の男性作業員を捜索していたが、二次被害の恐れから現地の捜索を中断。同じく行方不明の大仙市の男性会社員(42)も発見されなかった。

 両県の各市町村などによると、27日午後3時時点で、山形では少なくとも11市町村で床上浸水186棟、床下浸水383棟、8棟が全壊するなどし、戸沢村などで計428人が避難所に避難。秋田では、少なくとも11市町村で床上浸水51棟、床下浸水133棟、半壊1棟などとなっている。

 宮城県大崎市では、渓流釣りに出かけ、行方不明になっていた男女3人が、27日に自力で下山した。増水で下山できなかったという。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください