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ガチガチになった東京五輪経験した「ナガマツ」、難敵に快勝発進…「同じ五輪なのかな」

読売新聞 / 2024年7月27日 22時19分

インドネシア組と対戦した松本麻佑(手前)永原和可那組(27日、パリで)=三浦邦彦撮影

 パリ五輪のバドミントンは女子ダブルス1次リーグが27日行われ、A組の永原和可那、松本麻佑組(北都銀行)はインドネシアペアを2―0のストレートで下して白星発進した。

 2度目となる五輪の初戦に、東京大会のような重苦しい緊張感はなかった。永原は「『同じ五輪なのかな』と思ったくらい」と言い、松本は「いい意味でいつもの大会と同じようにできた」。日本勢トップで1次リーグに登場した女子ダブルスの「ナガマツ」がのびのびと、力強く快勝発進した。

 競り合った第1ゲームを24―22で先取。ラリー戦をしのぎながら徐々にペースをつかみ、最後は緩急を付けた揺さぶりで振り切った。主導権を握った第2ゲームは1メートル77の松本、1メートル70の永原の「高さ」を生かした強打などで攻め、21―15で一気に制した。

 相手は、苦手にしていたインドネシアペア。力になったのは、東京大会では聞こえなかった観客の声援だった。日本から応援に駆けつけた家族はもちろん、好プレーに一喜一憂する反応は気持ちを乗せてくれた。家族の声が耳に届いたという永原は「応援が近くにあって『一緒に戦ってくれている』という感じがした」と感謝する。

 初出場で、無観客という異質な環境だった東京大会は、準々決勝で敗れた。2人は「ガチガチになって、自分たちらしいプレーが全然できなかった」と悔しがる。迎えたパリ。肩の力を抜いてプレーし、つかんだ初白星は自信になりそうだ。(佐野司)

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