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バタフライ100m予選の17歳・平井瑞希、呼吸乱れても全体2位…世界記録保持者の隣レーンで「すごく楽しい」

読売新聞 / 2024年7月27日 23時1分

女子100メートルバタフライ、全体2位で準決勝に進んだ平井瑞希(27日、パリで)=原田拓未撮影

 パリオリンピックの競泳は27日に競技が始まり、女子100メートルバタフライ予選で、平井瑞希(ATSC・YW)は4組1着の56秒71(全体2位)で、池江璃花子(横浜ゴム)は同組7着の57秒82(全体14位)で、ともに同日夜の準決勝進出を決めた。

 平井は、最初の五輪でも物おじしなかった。予選を全体2位で通過し「観客の歓声や応援が聞こえて、すごく楽しいレースだと思った」。緊張は感じさせず、伸びやかな泳ぎを見せた。

 序盤からスピードに乗り、後半も粘りがあった。隣のレーンを泳いだ世界記録保持者のグレッチェン・ウォルシュ(米)の姿も「結構見えていた」といい、最後はタッチの差で先着した。

 56秒71と上々のタイムだったが、レース後に報道陣の前に姿を見せた時は、やや複雑な表情だった。「前半の最後に水を飲んでしまい、呼吸のタイミングが崩れてしまった」。予選の目標は、あくまで自己ベスト(56秒33)の更新。予選の通過順位は気にも留めず、すぐに反省を口にした。

 昨夏の自己ベストは、58秒台。当時は日本代表メンバーに入れず、福岡で行われた世界選手権は観客席から見つめていた。わずか1年で大きくタイムを縮めて、パリに入った。伸び盛りの新鋭には「世界の舞台で戦って勝ちたいという夢がある」。4年後に向けても、全てのレースが貴重な経験の場となる。(森井智史)

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