八村塁のダンク、河村勇樹の股抜きパスに沸く…黒星でも「アカツキジャパン」に期待

　パリオリンピックの男子バスケットボールは２７日、１次リーグＢ組の日本対ドイツが行われた。世界ランク２６位の日本はワールドカップ王者のドイツ相手に善戦したが、７７－９７と２０点差で敗れた。

　東京五輪で３戦全敗だった日本は、米プロバスケットボール協会（ＮＢＡ）で５シーズン目を終えた八村塁を軸に７２年ミュンヘン大会以来の勝利を目指した。前半を８点差で折り返すなど世界ランク３位の格上相手に健闘したが、世界の壁は高かった。

　黒星発進となった「ＡＫＡＴＳＵＫＩ　ＪＡＰＡＮ（アカツキジャパン）」だが、ファンからは多くの期待の声が寄せられた。Ｘ（旧ツイッター）で注目を集めたのが、第２クオーターに八村塁が見せたダンクシュート。迫力あるシュートとゴール後に雄たけびを挙げる姿に、「八村のこのダンクは 流石 (さすが)に叫んだ」「迫力満点のダンクが 炸裂 (さくれつ)！！！」などの称賛の声が相次いだ。

　このほか、河村勇輝が相手の股下でボールをバウンドさせるパスに「あの場面でやるメンタルもすげぇよ」「この舞台で股抜きパスはえぐい」など、大舞台での技ありプレーに驚きの声が上がった。

　初戦で敗れたものの、「ドイツ相手にあそこまで戦えたのマジですごい！」「優勝候補ドイツに食らいついて 凄 (すご)く見応えあった！！」など、日本代表の戦いぶりにさらに期待が高まったようだった。

　日本代表の次戦は７月３１日午前０時１５分（日本時間）から、開催国のフランスとの試合が予定されている。