柔道の角田夏実が決勝進出、パリ五輪で日本勢初のメダル確定…夏季通算５００個目に

　パリオリンピックは２７日、柔道女子４８キロ級が行われ、初出場の角田夏実（ＳＢＣ湘南美容クリニック）が、準決勝でタラ・バブルファト（スウェーデン）に勝ち、決勝に進出。銀メダル以上が確定した。

　両者、指導を二つずつうけて、ゴールデンスコア方式の延長戦に突入。バブルファトが指導を受け、角田の反則勝ちが決まった。

　今大会の日本勢のメダル確定第１号で、通算では夏季五輪５００個目のメダルとなる。

　２０２１年から同級の世界選手権を３連覇した角田。１回戦を４６秒、２回戦を１分８秒でそれぞれ一本勝ち。準々決勝でも、昨年の世界選手権の銀メダリスト、地元フランスのシリヌ・ブクリと対戦したが、開始１分、得意のともえ投げで３試合連続の一本勝ちを収めていた。