７人制ラグビー男子、日本は５戦全敗で終了…「ショータイム」と実況叫ばせた独走トライで見せ場作る

ウルグアイ戦でプレーする津岡翔太郎（２７日）＝ロイター

　パリオリンピックのラグビー７人制男子は２７日、１１位決定戦が行われ、日本はウルグアイと対戦し、１０―２１で敗れた。日本は１次リーグから５戦全敗で、最下位の１２位で大会を終えた。

　序盤の大量失点が大きく響いた。７分ハーフで行われる試合で、前半３分３０秒頃までに３トライ、３ゴールを奪われ、０―２１と差がついた。

　その後、前半終了間際に石田吉平、後半に津岡翔太郎のトライで得点したが、及ばなかった。津岡のトライは長い距離の独走で、実況は津岡の名前にちなんで「ショータイム」と盛り上げた。後半は日本もキックパスなどから攻撃の形を作ったが、ウルグアイの守備に阻まれた。

　決勝は日本時間の２８日午前２時４５分から、開催国のフランス対フィジー戦が行われる。