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オリンピックのメダル通算500個に、100年超の時を経て積み上げた「勲章」

読売新聞 / 2024年7月28日 8時14分

日本の夏季五輪メダル500個への道のり

 【パリ=読売取材団】第33回夏季五輪パリ大会は27日、本格的に競技が始まり、柔道女子48キロ級の角田夏実(31)(SBC湘南美容クリニック)が今大会の日本勢初メダルとなる金メダルに輝いた。夏季五輪の日本代表として通算500個目のメダルとなった。

メダル第一号は1920年大会

 日本の夏季五輪のメダル第1号は、1920年アントワープ大会でテニス男子シングルスの熊谷一弥が獲得した「銀」。28年アムステルダム大会では、陸上女子800メートルで人見絹枝が日本女子初メダルとなる「銀」に輝き、さらに、男子三段跳びで織田幹雄が日本史上初の金メダリストとなった。

 競泳や体操などを中心に獲得数を伸ばし、地元開催の64年東京大会では、金16を含む29個のメダルラッシュに日本中が沸いた。その後は低迷期もあったが、転機となったのが計37個と大きく伸ばした2004年アテネ大会。女子の活躍が目立ち、レスリングでは、女子が採用されたこの大会から吉田沙保里が3連覇、伊調馨が4連覇するなど、力強い推進力となった。

 前回の21年東京大会は、金27を含む過去最高の58個を獲得。柔道が史上最多の金9個を含む12個、レスリングが金5個を含む7個を取ったほか、新競技スケートボードも金3個を含む計5個に輝いた。伝統の「お家芸」に加え、若い世代に人気のアクションスポーツも存在感を増している。

 パリから採用の新競技、ブレイキンも、日本選手団旗手を務めた男子の 半井 なからい重幸(ダンサー名SHIGEKIX、第一生命保険)らがメダル候補に挙がるなど、日本勢への期待が大きい。100年超の時を経て積み上げた「勲章」は今大会、その数をさらにどこまで伸ばすだろうか。

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