イスラエル占領下のサッカー場にロケット弾、子供含む１２人死亡…ヒズボラ攻撃と断定

サッカー場にロケット弾が直撃した＝ロイター

　【エルサレム＝金子靖志】イスラエル主要紙ハアレツは２７日、同国の占領下にあるゴラン高原の町マジュダルシャムスのサッカー場にロケット弾が直撃し、子供を含む少なくとも１２人が死亡し、数十人が負傷したと報じた。

　イスラエル軍はレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラによる攻撃と断定した。昨年１０月に国境地帯で攻撃の応酬が始まって以降、イスラエル側の死者数としては最悪となった。イスラエルは報復する構えで、全面衝突の懸念がさらに高まっている。