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「まさに守護神」小久保玲央ブライアン、後半ロスタイムのPKにも慌てず集中

読売新聞 / 2024年7月28日 9時19分

マリに勝利し、試合後に高井幸大(手前)と抱き合って喜ぶGK・小久保玲央ブライアン(27日、ボルドーで)=松本拓也撮影

 パリオリンピックのサッカー男子は27日、1次リーグ第2戦が行われ、初戦のパラグアイ戦に5―0で大勝していたD組の日本(勝ち点3)は日本時間28日午前4時からマリ(勝ち点1)と対戦し1-0で競り勝った。勝ち点を6に伸ばし決勝トーナメント進出を決めた。立役者はGK小久保玲央ブライアン(シントトロイデン)だ。

 マリは、身体能力の高さにパスワークも兼ね備え要所で鋭い攻めを見せてきた。11分にはゴール右まで進入されニアサイドを狙われたが、小久保はこれを右手と右足をいっぱいに伸ばしてはじき出した。44分には左サイドから強烈なミドルシュート。これはパンチングで逃れた。

 守備陣が許した63分のゴール右からのシュートは決定的だった。ここでも小久保は冷静に反応、左手ではじきだした。1点リードで突入した後半ロスタイムも見せ場だった。88分に途中出場したMF川崎颯太(京都)がシュートブロックに行った際に不運にも左手に当たり、ビデオ・アシスタントレフェリー(VAR)を経てPKに。

 小久保は5月のU-23アジア杯決勝のウズベキスタン戦でも、試合終了間際のPKストップで勝利に貢献したことがある。この場面でも慌てることなく、集中力を研ぎ澄ませた。右側に横っ跳びすると、相手のキックは伸ばした腕の先のポストをかすめるように枠の外へ。勝利を確信し、飛び上がって喜びを爆発させた。

 試合中、相手シュートがゴールポストに当たって難を逃れた場面もあった。それさえも、小久保の存在感と結びつけたくなるほどゴール前に大きく、強く立ちはだかった。(デジタル編集部)

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