「精神力は金メダル以上」「胸を張って」…柔道銅メダルの永山竜樹、ＳＮＳ上にたたえる声

柔道男子６０キロ級で銅メダルを獲得した永山竜樹（右）（２７日、パリで）＝上甲鉄撮影

　パリオリンピックは２７日、柔道の男女各１階級が行われ、男子６０キロ級の永山 竜樹 (りゅうじゅ)（ＳＢＣ湘南美容クリニック）は準々決勝でスペイン選手に敗れたものの、３位決定戦でトルコ選手に一本勝ちして銅メダルを獲得した。

　準々決勝で永山は、スペインの選手に片手締めで一本負け。この際の審判の判定に不満を表し、なかなか畳を降りなかった一幕もあった。

　こうした出来事を経てのメダル獲得について、Ｘ（旧ツイッター）では、「正直モヤモヤしますが、メダルを獲得できたのは良かった」など、永山の健闘をたたえる声があがる。「最後まで気を抜かずに、良く耐え忍んだ。合わせ技一本で、見事な銅メダル」「今大会は日本勢苦戦と予想していましたが、幸先の良いスタートでした」「胸を張ってほしい」「よく気持ちを立て直して見事な銅メダル。その精神力は金メダル以上」など感動の声が相次いだ。

　パリオリンピックの柔道は２８日（日本時間２８日午後５時）、男子６６キロ級に阿部一二三、女子５２キロ級に阿部詩（ともにパーク２４）が出場。２大会連続の「きょうだい金メダル」に挑む。（デジタル編集部）