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大谷翔平32号ソロは「打った感覚は今までの中でトップ」…完璧な一発「全部良かった」

読売新聞 / 2024年7月28日 13時15分

32号ソロを放った大谷翔平=USAトゥデー

 【ヒューストン(米テキサス州)=帯津智昭】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平は27日(日本時間28日)、敵地ヒューストンでのアストロズ戦に1番指名打者で出場し、三回に2試合ぶりの本塁打となる32号ソロを放った。六回に左前適時打、八回に26個目の盗塁となる二盗を決め、3打数2安打2打点、1盗塁、2四球だった。チームは6―7でサヨナラ負けを喫し、2連敗となった。

 メジャーで通算203本塁打を積み重ねてきた大谷にとっても、完璧な一発だった。「打った感覚は今までの中でもトップじゃないかなというくらい、飛距離というか、打感もそうだし、角度も全部が良かった」

 先頭で打席に入った三回だった。先発右腕ブランコに対し、2ボール1ストライクからの4球目、真ん中の92マイル(約148キロ)の直球をフルスイング。打球は右翼2階席上部にある階段の踊り場を越え、奥の壁を直撃した。本塁打を確信したとみられる大谷は打った直後、右翼に飛んでいく打球の行方を見つめたまま動かなかった。少ししてから、ゆっくりと走り出した。

 大リーグ公式データサイトによると、打球速度は本塁打では今年4月23日のナショナルズ戦で放った6号と並び、自己最速タイの118・7マイル(約191キロ)を記録。飛距離は今季の本塁打で9番目となる443フィート(約135メートル)だった。

 六回には詰まりながらも遊撃手の横をしぶとく抜ける左前への適時打。四球で出た八回には抜群のスタートで26個目の盗塁となる二盗を決めた。「走る方もいいのは、動けている証拠。それがパワーという面でもいい方向に作用している。不安なく動けているというのが大事」と体調面での充実ぶりに手応えを語った。

 ただ、奮闘も実らず、チームは5点差を逆転され、サヨナラ負け。ベッツ、マンシーをけがで欠き、フリーマンが家庭の事情で離脱した。大谷は「勝てそうで勝てないゲームが、どちらかといえば多い。そういう意味ではフラストレーションも、もちろんたまる。もう少しすれば、けがをしている選手たちも帰ってくる時期なので、そこまでが踏ん張り時」とチームの思いを代弁した。

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