「スメトフ俺があげた柔道着で金メダル」…東京大会「金」高藤直寿さんの投稿にＳＮＳで感動の声

東京オリンピック柔道男子６０キロ級準決勝、スメトフ（手前）と戦う高遠直寿さん（２０２１年７月２４日）

　永山 竜樹 (りゅうじゅ)（ＳＢＣ湘南美容クリニック）が銅メダルを獲得したパリオリンピックの柔道男子６０キロ級。金メダルを手にしたのは、エルドス・スメトフ（カザフスタン）だったが、それを陰で支えたのが、東京大会の金メダリスト・高藤直寿さんだった。

　試合後、高藤さんはＸ（旧ツイッター）を更新、「スメトフ俺があげた柔道着で金メダル取ったーーーー」と明かし、２ショット写真とともに投稿した。高藤さんとスメトフは東京大会の準決勝で対戦しており、その時は１１分にも及ぶ激闘の末、高藤さんが勝ち、金メダルにつなげた。

　東京大会後の２０２１年９月、高藤さんはＸで「スメトフ選手の柔道着のサイズ僕と一緒なんです。というのも、カザフスタンでは採寸が出来ず、以前僕があげた柔道着のサイズがぴったりだった」「世界には採寸がしっかり出来なくてもあれだけ強い選手がいる」とつづっていた。

　高藤さんが明かしたエピソードに対しては「熱い展開ですね」「自分の柔道着を差し上げた高藤選手めっちゃ素敵です！！」といった声が寄せられていた。（デジタル編集部）